説得と納得
人と意思疎通をはかるうえで、欠かせない対話。
対話をしていて噛み合わないときや伝わらないときがある。
そんなとき、どうしているか・・・
理解してもらえないと諦めるか、どうしても業務上必要なことであれば”説得”している。
所謂、トップダウンのやり方。
あまりこのやり方は好まないのだけれど、言い放つ方がスムーズに事が運ぶこともある。
あとは、相手のタイプによって。
指示待ちのタイプなら受け入れられやすいだろうけど、理解せずに動くこともあるから一概に良いとは限らない。
急になぜ、こんなことを切り出したかというと、金スマでEXILE20周年スペシャルの放送をしていて、そこでLDH会長のHIROさんが金言を話していたからだ。
EXILEを、LDHを10年後も20年後も第一線で輝き続けるために、当時リーダーでありパフォーマーとして活動していたHIROはメンバーを説得するのではなく納得してもらうために緻密にコミュニケーションをとっていた、と。
メンバーの強い個性を尊重しながら、ケースバイケースで誰からこの話をするか考えながら根回しをしてメンバーをまとめていた。
メンバーへのリスペクトを忘れない。
誰も皆平等に。
あれだけメンバーが脱退と加入を繰り返して新陳代謝が半端ないグループだけど、それは下積み時代からある経験で、その経験からEXILEを礎にそれぞれが次のステップへ羽ばたいていくのを応援するというビジョンから来ていると知って、この人すごいなと感動した。
個人的にはSHUNがいた頃のEXILEが好きだったけど、新陳代謝を繰り返して新生EXILEとして聴く、当時リリースされた楽曲もつい聞き入ってしまう。
不思議なダンス&ボーカルグループ。
バイトの先輩の影響を受けて大学時代に好きになったグループ。
失恋ソングか応援ソングっていうイメージだけど、HIROの絶大なるカリスマ性と人間力で魅了し続けてきたグループでもあると再認識して、また楽曲を聴いてみようと思った。
SHUNもATUSHIもオリジナルメンバーもいないけれども。
そのストイックなメンバー、組織、生き方をこの目で焼きつけるために。
今日も良い日だっ。