個性
子どもたちと会った昨日。
久しぶりに母親とも会った。
子どもたちに会ってくれる感謝の意を言われたものの、もう少し実子の娘の希望を聞き入れてあげてほしいと嘆願された。
確かに、上の子たちの要望が通りやすかった。
年が離れている分、娘が行きたい場所と彼らの行きたい場所が食い違い、短時間で多くの要望を叶えるには限度があった。
移動時間の時短は必須であり、ショッピングモール内とレジャー施設を往復しようものなら・・・
そのため、大抵、娘の要望が叶えられなくなる。
申し訳ないとは思いつつ、全体最適を優先していたのだ。
実子に限らず、皆平等にフラットに接したいと思っているのだけれど・・・
どこかで上の子たちへの比重が高まっていたのかもしれない。
娘はどこか感が良いところがあるから、自分の要望が通っていないと感じていて、買い物に行ってもどうせまた買ってくれないんでしょって思っていたんだろうな。
だから今回はまず娘の要望から叶えることにした。
マリーナホップへ動物と触れあいに行くことに。
ウサギ、イグアナ、ペンギン、ザリガニ、ハムスターと怖がりながらも触ったりエサをあげたりして動物を慈しむ言動を垣間見た。
以前来た時には感じなかったけど、この子が動物を慈しむ姿を見てまたひとつ成長を感じた。
娘が興味を持ったことに対して可能な限り叶え応えていくことで、この子は心を育み、学び、成長するんだな。
おれが娘に対してできること・・・
娘が何気に発した言葉に、そこに魂がある。
そこに意志がある。
それなら、そこにアンテナを張り巡らせて寄り添い、意志を汲み取ることだ。
離れて暮らしているから余計に重要だ。
それがたとえ、こだわりが強いものであっても。
娘の個性として、寄り添い、尊重する。
まあ、危険なことなら一度立ち止まって再考してもらうけど。
愛おしい娘の変化に気づけるようでありたい。
子どもだから思ったことがすぐ言葉に出て、舌足らずだったりするけど、それもよく確認しながら何故そんなことを言ったのかまで考察して汲み取りたい。
今日も良い日だっ。